UAVソナー測深・エコーサウンダー計測

UAV ECHO SOUNDER

船が入りにくい水域も、音で測る。

UAV搭載型ソナー(音響測深機)で、ため池・調整池・河川などの水深と水底形状を計測します。センサーを水中へ入れて音波を送信するため、水の濁りに左右されにくく、現場条件に応じてマルチビーム2周波シングルビーム使い分けられます。

0.5〜50mEchoNIMBUS-MBES 測定範囲
最大200mECT D24S・200kHz 公称範囲
2方式マルチビーム/2周波シングルビーム

測定可能範囲は機材の公称仕様です。水深・底質・波・流れ・気泡・飛行条件などにより変わります。

水域でのソナー計測に使用する機材と測量ボートを準備している様子

SUITABLE SITES

このような水域計測に向いています

船上マルチビームだけに限定せず、搬入条件・水深・必要な成果から計測方法を選びます。

1

船や無人艇を入れにくい

搬入路が狭い水域や、艤装した船を進入させにくい現場で、UAVによる測深を候補にできます。

2

濁って水底が見えない

音響方式のため、光学計測のように水の透明度だけで可否が決まる方式ではありません。

3

ため池・調整池を確認したい

水深、堆積状況、水底形状を把握するための測深データを、対象範囲に合わせて取得します。

4

線ではなく面で捉えたい

EchoNIMBUS-MBESは横方向80°のスワス内で複数の反射点を捉え、面的な測深に対応します。

5

水草のある浅場を測りたい

ECT D24Sは200kHzと450kHzを使い分け、範囲と浅場での細部確認を両立します。

6

陸域データとつなぎたい

UAVレーザーやグリーンレーザーと座標系をそろえ、陸上から水底までの成果へ接続できます。

HOW IT WORKS

センサーを水中へ入れ、位置と水深を記録します

UAVに搭載した音響測深機をケーブルで水中へ入れ、飛行経路に沿って水底からの反射を記録します。GNSS・機体姿勢・センサー姿勢などの情報を組み合わせ、位置付きの測深データとして処理します。

  • 水中から音波を送信するため、空中から水底へ直接ソナーを照射する方式ではありません。
  • 飛行高度、ケーブル長、水面変動、流れ、障害物を確認して計画します。
  • 面的な取得にはEchoNIMBUS-MBES、深さ方向のプロファイルにはECT D24Sを候補にします。

EQUIPMENT

現場に合わせて2つの音響測深機を選定

仕様値だけで決めず、対象範囲・水深・底質・必要な成果・飛行条件を確認して選びます。

MULTIBEAM / MBES

EchoNIMBUS-MBES

Cerulean Surveyor 240-16

横方向80°のスワス内で複数の音響反射点を取得するUAV搭載型マルチビーム。水底を面的に捉えたい現場の候補です。

測深方式
マルチビーム(MBES)
音響周波数
240kHz
公称測定範囲
0.5〜50m
送信ビーム幅
縦方向4°/横方向80°
横方向角度分解能
1°(Angle of Arrival方式)
構成部品合計重量
2.4kg
対応機体
DJI M400/M350 RTK/M300 RTKなど

SINGLE BEAM / DUAL FREQUENCY

EchoLogger ECT D24S

200kHz/450kHz

200kHzと450kHzを備える2周波シングルビーム。水深方向のプロファイル取得や、水草等がある浅場の確認を想定した方式です。

測深方式
シングルビーム・2周波
公称測定範囲
0.50〜200m(200kHz)/0.15〜100m(450kHz)
ビーム幅
10°(200kHz)/5°(450kHz)
公称測深精度
水深計測値の0.2%
最大Pingレート
100Hz
構成部品合計重量
1.9kg
対応機体
DJI M400/M350/M300など

仕様値はメーカー公称値であり、成果精度や実現可能な測深範囲を保証するものではありません。EchoNIMBUS-MBESの測深精度は、確認した公式仕様表に数値記載がないため掲載していません。

QUICK COMPARISON

2方式の違い

最初から機材を指定する必要はありません。現場条件と必要な成果を伺って選定します。

表は横にスクロールしてご覧ください。

比較項目EchoNIMBUS-MBESEchoLogger ECT D24S
取得の考え方横方向の複数反射点を捉え、面的な水底形状を取得飛行経路直下を2周波で測深し、深さ方向のプロファイルを取得
向いている相談水底を面として把握したい/測線間の形状も確認したい水深変化を線として確認したい/200kHzと450kHzを使い分けたい
公称範囲0.5〜50m0.50〜200m(200kHz)/0.15〜100m(450kHz)
主な検討条件対象幅、測線間隔、底面反射、必要な面密度周波数、底質、水草、必要な縦断・横断位置
共通条件飛行・入水の安全確保、水深、流れ、波、気泡、水面変動、障害物、GNSS環境、基準・座標系

FIELD OPERATION

水域の条件を見ながら計測します

実際の計測現場の写真です。現場に応じて、UAV・水上プラットフォーム・船上計測を使い分けます。

WORKFLOW

ご相談から成果まで

水域の場所とおおよその範囲が分かれば、方式選定に必要な確認事項をご案内します。

  1. 条件確認場所・範囲・水深・流れ・障害物・必要な成果を確認
  2. 方式選定UAVソナー、船上マルチビーム、グリーンレーザーを比較
  3. 計測計画飛行経路、測線、基準、入水方法、安全管理を設計
  4. 現地計測センサーを水中へ入れ、位置・姿勢と測深値を記録
  5. 処理・納品異常値を確認し、用途に合う形式で成果を作成

DELIVERABLES

用途に合わせた成果へ

方式によって取得データが異なるため、必要な図面や3Dデータから納品内容を組み立てます。

位置付き測深データ

GNSS・姿勢情報と測深値を関連付け、測線や水深変化を確認できるデータにします。

水底の断面・プロファイル

指定した縦断・横断や飛行経路に沿って、水底形状と水深変化を整理します。

面的な水底データ

EchoNIMBUS-MBESで取得した複数反射点を処理し、水底を面として確認できる成果へつなげます。

陸域と水域の統合成果

必要に応じてUAVレーザー・グリーンレーザー・船上マルチビームのデータと座標系をそろえます。

METHOD SELECTION

UAVソナーと船上マルチビームの使い分け

ソナーは一つの機材名ではなく、現場条件に合わせて選ぶ音響測深の方法群です。

船の進入や搬入が難しいなら

UAV搭載型ソナーを候補にします。小規模・局所的な水域や、岸からの搬入条件が限られる現場についてご相談ください。

UAVソナー計測について相談する →

広い水域を面的に測るなら

船上・水上プラットフォームのマルチビームが候補です。ダム・河川・ため池・海洋などの広範囲計測に対応します。

マルチビーム測深の詳細を見る →

FAQ

よくあるご質問

水が濁っていても計測できますか。

音波を利用するため、光学方式より濁りの影響を受けにくい方法です。ただし、気泡、波、流れ、底質、障害物などは測深結果に影響するため、現場情報を確認します。

最大200mまで必ず計測できますか。

200mはEchoLogger ECT D24Sを200kHzで使用した場合のメーカー公称範囲です。実際の計測可能範囲は底質、反射、気泡、機材運用、安全条件などで変わるため、保証値ではありません。

マルチビームとシングルビームの違いは何ですか。

マルチビームは横方向の複数反射点を取得し、水底を面的に捉える方式です。シングルビームは主にセンサー直下の水深を測り、飛行経路に沿ったプロファイルを取得します。

UAVグリーンレーザーとどちらを選べばよいですか。

浅水域や水際を陸部と一度に測る場合はグリーンレーザーが候補です。濁りが強い水域や、音響方式が適する水深ではソナーを候補にします。組み合わせる場合もあります。

陸上と水底を一つのデータにできますか。

可能です。UAVレーザー、グリーンレーザー、音響測深のデータを同じ座標系へ整理し、陸上から水底まで連続する成果を作成します。必要な精度と基準を事前に確認します。

仕様確認:SPH Engineering「EchoNIMBUS-MBES」EchoLogger「ECT D24S」(2026年9月確認)。

FREE CONSULTATION

ソナー計測が合う現場か、条件から確認します。

現場の場所・おおよその範囲・分かる範囲の水深・写真のいずれかがあれば、UAVソナー、船上マルチビーム、グリーンレーザーの候補と確認事項をご案内します。

  • お見積もり無料
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  • 受付:平日 9:00〜17:00
  • 測量業登録 第(2)-35858号

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